EOS R5 Mark IIを使い始めてしばらく経ったので、感じたことを。
まず、期待した「AF時の検出被写体優先AE」これは窓際に立たせた逆光でストロボ撮影するときに表情が見やすくなりのでは?と期待していた機能ですが、効果は無いというのが結論。
「OVFビューアシスト」でまだ見やすくなり、なんとか表情も見えるかな。。といった感想です。
AFは良いです。当然早いし、精度も上がっています。
とは言えEOS R5 もAFは素晴らしいので驚きがあるといったモノでも無いです。
EOS R5 Mark IIはロケでの人物撮影で使用するのがほとんどで、スタジオ撮影では使わないのでテザー撮影の評価は出来ません。
ロケで使用するのでクライアントに撮影画像を確認して貰うのに、wi-fiを使います。
これが、問題の1つで新型のバッテリーじゃないと使えない仕様になっていること。
このために追加で3つ合計4つの新型バッテリーがを購入することに。
wi-fi接続は純正では無く、シャッタースニッチを使っています。
最近は、Capture Oneモバイルでwi-fiや有線接続のテザー撮影も増えていますが、僕はUSBコードが邪魔で使うのをためらいます。
シャッタースニッチの接続はwi-fiの名前とパスワードを手動で入力し、シャッタースニッチのアプリを起動すれば勝手にシャッタースニッチを認識してくれるのでR5と同じです。あとはBluetoothを切るだけ。
RAWデータとjpegの最小を同時記録でjpegのみ転送にすれば、どんどん転送されます。
問題の2つめですが、wi-fi接続の不安定さです。
企業のリクルート撮影で、暖房のかなり効いたオフィスで撮影してると高温注意の表示が出ました。するとwi-fi接続が不安定になり、再接続まで何度もトライすることになります。
純正アプリが嫌いなのは、デザイナーさんが勝手に画面閲覧以外のボタンをタップしてカメラの遠隔操作になったりするから。撮影中にこれになると、撮影を止めてiPadを自分で操作して閲覧画面に戻す手間がかかります。
あと不満なのが、バリアングルです。
これは動画撮影のスタイルが本体の横にモニターがあるから、それに慣れた動画の人も取り込む戦略だと思うが、なんとか出来ないのか?と思います。
視線入力は、ゴチャついた場面では思い通りに行かず。シンプルな場面では許容範囲。といったところで基本オフにしています。